腎臓病に良い食べ物はどんな食品なのでしょうか？日常生活において良い食べ物は何かということを意識して過ごしているのではないでしょうか。
今､慢性腎臓病を患っている人たちが、2500万人を超えているとも言われています。
そして､多くの患者の方が､ 進行を防ぐための食事療法に注目をしています。実際に､食べ物がストレートに､腎臓に働きかけてくれるということではありませんが､生活習慣病を防ぐことが､腎臓をサポートしてくれることにとても効果的と言われています｡
腎臓病によって、老廃物が蓄積し、カルシウム・リン代謝に異常を来せば、動脈硬化や血管石灰化が進展してしまうことになります。
体に良い食べ物に向きあうことで抗酸化作用が期待でき､動脈硬化などを防ぐ効果が期待できます｡
玉ねぎ
玉ねぎには、硫化アリルやケルセチン、グルタチオンなど抗酸化作用の強い成分が一杯含まれています。悪玉（LDL）コレステロールを減らし、善玉（HDL）コレステロールを増やす働きを持ち､ 管をつまらせる血栓（血液の塊）を作りにくくしてくれて､動脈硬化を予防してくれます。
ニンニク
ニンニクには、 Ｓ-アリルシステインという成分は､すりおろしたりしたときにアリインから生成されるアミノ酸の一種で､ニンニクにしか期待することができない成分です。Ｓ-アリルシステインに成分が変化すれば､強力な抗酸化作用を発揮するでしょう｡
しっかり､Ｓ-アリルシステインと摂取することができれば､悪玉コレステロールの酸化を防いで動脈硬化をおさえることができます｡
アブラナ科の野菜
アブラナ科の野菜といえば､キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど､日頃お馴染みの野菜です｡
さらに､コマツナ、ダイコン、ハクサイ、ケールと言った野菜を意識して食べることができれば､そこには､強い抗酸化作用を持っているβ-カロテンが多く含まれているので､とても良い効果が期待することができます｡
アブラナ科の野菜には､ビタミン、ミネラル、食物繊維もたくさん含まれています｡
オリーブ油
オリーブ油には､ミネラルが豊富で、抗酸化作用を持つビタミンＥやポリフェノールも多く含まれています｡
以上が、簡単ですが腎臓に良い食べ物です。食品を考えるのも大事ですが、腎臓病の食事療法は、調理方法も考えなければなりません。
医師や管理栄養士に相談して的確な食事療法を行ってください
