高齢者の多くは、複数の薬を飲んでいます。サプリメントを利用する時は、かかりつけの医師に相談してみましょう。
病気治療中で薬を服用している人は、自己判断でサプリメントを使わないで、主治医に相談してください。相談しにくい時は、こんなサプリメントを飲んでいますと報告するだけでもいいと思います。また、妊娠中の女性は、医師の指示以外はサプリメントの使用を控え、子どもも使用しない方がいいでしょう。
◇「栄養補給は食事から」が基本中の基本
何らかの栄養素が足りないと分かった時、「では、サプリメントを取りましょう」と指導されたとしたら、それはおかしなことです。栄養補給の基本は食事です。
例えば、骨粗しょう症を予防するには、食品からカルシウムやビタミンDなどを摂取して、適度な日光浴と運動を続けることが有効です。カルシウムは乳製品や小魚に、ビタミンDは魚やキノコなどに多く含まれています。このような食事や運動の指導をしてくれる医師がよい医師です。
◇健康維持は自己の努力の積み重ね
中高年になったら、健康維持には自己努力が必要です。自分の健康を医療やサプリメントに丸投げして、安心するのはよくありません。日本は国民皆保険制度のおかげで、すべての医療費を支払わなくても済みます。それもあって、医師の指導を適当に受け止めている人が多いと感じます。
◇健康維持は自己の努力の積み重ね
中高年になったら、健康維持には自己努力が必要です。自分の健康を医療やサプリメントに丸投げして、安心するのはよくありません。日本は国民皆保険制度のおかげで、すべての医療費を支払わなくても済みます。それもあって、医師の指導を適当に受け止めている人が多いと感じます。これは患者側の問題点です。
サプリメントは栄養補助食品となっていますが、医薬品のような副作用が出ないわけではありません。サプリメントを摂取する場合は、メーカー名・時期・服用量などを記録し、具合が悪くなった場合には、即刻使用を中止し、医療機関・保健所・メーカーに連絡します。
サプリメントを摂取しても自分には効果がないと感じた時には、もったいないと考えずサプリメントを飲むのを止めてください。
サプリメントの賢い摂取方法は、しっかりした食事の補助としてサプリメントを利用し、食生活や生活習慣を改善していくことです。