ワインの健康効果は本当なの???

ワインを飲む女性

年の瀬は忘年会などでお酒を飲む機会が増えてくるかと思います。そんな時、ついついお酒を飲みすぎてしまっていませんか?

お酒の適切な飲酒量について考えてみてはいかがでしょうかポリフェノールの健康効果などワインの意外な効能や働きについてもお伝えします。

はじめの1杯の生ビールは中ジョッキ1杯まで

過剰な飲酒は様々な病気の原因になるので注意が必要なのはもはや常識です。気付かぬあいだに1日の目安量を越えてしまっているかも知れません。

個人差もありますが1日にアルコール約20gが成人の摂取量の限界です。例えばワインであればグラス1杯(150~180ml)ビールなら中ジョッキ1杯(400ml)ウイスキーならダブル1杯(60ml)程度を目安にしてみてください。

「お酒は百薬の長」という言葉もある通り全てが悪いというわけではありません。お酒を飲むときは節度を持って適量を守ることが大切です。

また、適量であっても毎日飲み続ければ肝臓に負担をかけてしまうので、週に2日は連続で休肝日を設けるようにしましょう。

ワインの健康効果は本当?

赤ワインを飲む女性

お酒の中でも、ワインは健康効果がある栄養素を含むため、どうしても飲みたいという方にオススメです。赤と白で含まれる栄養素は異なるため、効果に合わせて選んでみてもいいですね。

赤ワインはポリフェノールが豊富!

赤ワインはブドウの種子や皮を潰して絞った果汁から作られるため、渋味や苦味の元でもあるポリフェノールが豊富に含まれます。

ポリフェノールは脂との相性がいいので、脂っこい料理の後に飲めば口の中はスッキリ。肉料理に良く合うと言われるのはこのためで、ワインの渋味や苦味が料理の脂を流してくれます。

また、内臓脂肪の蓄積を抑制する働きもあるため、食後よりも食事中に飲む方がおすすめです。

白ワインはデトックスで美容効果に期待!

白ワインは赤ワインに比べると、ポリフェノールは少ないですが侮ってはいけません。リンゴ酸やクエン酸など有機酸は腸内環境を整える働きがあるため、便秘気味だという方は食事の時に1杯飲んでみてください。

ちなみに、比較的製造年数の新しいフレッシュなものや、ドライな口当たりの種類ほど有機酸をたくさん含むのでおすすめです。

健康効果が期待できるワインですが飲み過ぎは厳禁です。ご自分の制限やからだの調子に合わせて上手に取り入れてください。